Archive for the ‘自筆証書遺言とは’ Category

自筆証書遺言における「日付」

2012-02-23

■ 日付

日付は年月日を正確に書きましょう。
※作成時の遺言能力の有無や内容の抵触する複数の遺言の先後を確定するために必要とされていますので、この記載を欠くと無効となります。

元号でも西暦でも、また、漢数字でも洋数字でもかまいません。

☆参考判例☆

自筆遺言証書の日付として「昭和41年7月吉日」と記載された証書は、本条(968条)にいう日付の記載を欠くものとして無効である。

(最判昭54・5・31)

自筆証書遺言の内容

2012-02-23

■ 自筆証書遺言の内容

遺言書であることがわかるように、タイトルを「遺言書」「遺言状」などと記載しましょう。

遺内容については、遺言事項を整理して記載しましょう。
※不動産・・・登記簿に記載されているとおりに記載しましょう。
※預貯金・・・「○○銀行××支店、口座番号△△の私名義の普通預金全額」のように特定して記載しましょう。

自筆証書遺言における「押印」

2012-02-23

■ 押印

押印も自書と同様に、遺言者の同一性および真意を確認するための手段であるため必要となります。

使用すべき印章には何の制限もないため、認印でも有効ですが、実印で押印することをおすすめします。

遺言書が複数枚にわたっている場合は、綴じ目には割印を押しておきましょう。


☆参考判例☆
 自筆遺言証書における押印は、指印をもって足りる。
(最判平1・2・16)

自筆証書遺言における「自書」

2012-02-23

■ 自書

偽造・変造を困難にし、遺言者の真意によるものであることを担保するための要件。

自筆証書遺言は書面にし、自筆でなければなりません。

※代筆や、ワープロ等で作られたものは無効になります。
また、録音テープやビデオテープによる録音・録画による遺言も認められません。

自筆証書遺言は、「全て自筆にするものである」と覚えておいてください。

自筆証書遺言

2012-02-23

■ 自筆証書遺言(民法968条)

 自筆証書によつて遺言をするには、遺言者が、その全文、日附及び氏名を自書し、こ
 れに印をおさなければならない。

 自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨
 を附記して特にこれに署名し、且つ、その変更の場所に印をおさなければ、その効力
 がない。


上記のように、遺言者がその全文、日付および氏名を自書し、押印するだけで作れます。

紛失・偽造・変造の危険があり、また文意が不明などの理由で効力が問題となる可能性が発生します。

■ 遺言の有効性

・遺言が遺言書という文書として必要な一定の方式に従っているかどうかで判断します。

・遺言の内容そのものが有効かどうかで判断します。

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