Archive for the ‘当事務所が考える遺言作成が必要な方’ Category

当事務所が考える遺言作成が必要な人

2012-02-28

当事務所が考える遺言書作成が必要な人

~ 争族問題としないために ~

■ 子供のいない夫婦

夫婦の一方が死亡したときには、残された「配偶者」と「被相続人(お亡くなりになった人)の親」または「被相続人の兄弟姉妹」が相続人となります。


相続分 配偶者が3分の2、親が3分の1

兄弟姉妹
相続分 配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1

となり、夫婦で築いた資産を資産形成には関係ない親・兄弟にも配分しなければならなりません

※兄弟のうち死亡している者がいれば甥や姪が代襲相続人となり、遺産分割する際には、甥や姪にお願いしなければなりません。

遺言を書いておけば、全て配偶者に相続させることができ、親や兄弟姉妹等の協力も必要ありません。

この場合には、夫婦別々に相互遺言を作るのが良いでしょう。
■ 子供たちの仲が悪い方

兄弟仲が悪いと、相続が発生した場合もスムーズな遺産分割協議ができません。

遺言を書いておくことにより、遺産分割協議も必要なくなり、スムーズな相続手続ができます。

遺言書の中に、「なぜそのような遺言の内容にしたか」・「以後兄弟仲よく暮らすよう」など、付言事項を書いておく事をおすすめします。

■ 身体障害者の子供がいる方

親が一生面倒を看ることもできません。

障害のある子供の行く末は心配です。

遺言がなければ健康な子供もそうでない子供も同じ相続分となります。

遺言を書くことによって、障害のある子供により多くの財産を相続させることができます。

障害の程度によっては、遺言者の生前、別の成年後見人を家庭裁判所で選任してもらうことができます。

また、未成年後見人は遺言で指定しておくこともできます。

■ 農業や個人事業を経営している方

事業用資産(農地、工場など)は、事業継続後継者に多く相続させる必要があります。

遺言を書くことによって、後継者には事業用資産を中心に相続させ、その他の相続人には現金などを相続させるなどの工夫ができます。

■ 孫に遺産の一部をやりたい人
誰しも、孫はかわいいものです。
遺言によって、教育資金として預貯金を遺贈することも可能です。

■ 内縁の妻がいる方

内縁の妻・・・婚姻届が出されていない事実上の妻のこと

たとえ何年・何十年と同居していても、相続権はありません。

遺言を書いておけば、より多くの財産を内縁の妻に残しておくことが可能となります。

■ 先妻の子供と後妻がいる方

先妻の子供と後妻は同居していなかったり、仲が悪かったりする事例がよくあります。

遺言がなくて遺産分割協議をしようとしても、スムーズには進むことはありません。

遺言を書いておけば、遺産分割協議をする必要がなく、残された妻には現在の住居を相続させたり、特定の子供により多くの遺産を相続させることもできます。

■ 行方不明の推定相続人がいる方

所在が不明で連絡が取れない相続人がいると、遺産分割協議ができません。

遺言を書いておけば遺産分割協議が必要がなく、遺言執行者によって預貯金の引き出しも可能になります。

■ 息子の妻に介護の世話になっている人

同居の息子の妻が義理の父母の介護をしていることが良くあることです。

しかし、たとえ何年同居していても、息子の妻には相続権はありません。

遺言を書いて、世話になった息子の妻にも形として残るもの(現金や株式など)を感謝の気持ちとして遺贈することが可能です。

■ 相続人がまったくいない人

相続人がまったくいなく、特別縁故者もいなければ、遺産は国のものになってしまいます。

遺言を書くことによって、生前にお世話になった人や、介護が必要になった際に世話して頂くことを前提に遺産を遺贈することも可能です。

Copyright© 2010 よくわかる遺言の書き方 All Rights Reserved.